今回は「ウインナー」と「ソーセージ」違いについて簡単に解説します。
食卓に欠かせないウインナーやソーセージですが、その違いがわからずに食べている方がほとんどでしょう。同じなんじゃないの? と思ってしまいます。
まずウインナーについて調べてみると・・・
ウインナーは「ウインナーソーセージ」の略で、ソーセージの一種であるとのこと。
つまりウインナーとソーセージに違いはなく、ウインナーはソーセージの一種である。
では、「ソーセージ」とは何なのでしょうか?
「ソーセージ」は、肉を挽肉にして味付けなどをしたうえで腸などに詰めたものの総称とのことなので、挽肉を腸に詰めたものを見た時には、とりあえず「ソーセージ」と言っていれば間違いないということですね。
昔は「何の動物の腸に詰めるか」によって呼び方を変えていたそうです。
でも、近年は人工の皮(ケーシング)に詰められていることが多いため、この呼び分けではなくなり、人工の皮(ケーシング)の「太さ」によって呼び方を変えているそうです。
具体的には・・・
ウインナーソーセージ
昔は羊の腸に挽肉を詰めたものをウインナーソーセージと呼んでいた。
今では20mm未満の太さのソーセージのことをウインナーソーセージと呼ぶ。
フランクフルトソーセージ
昔は豚の腸に挽肉を詰めたものをフランクフルトソーセージを読んでいた。
今では、太さが20~36mmのソーセージのことをフランクフルトソーセージと呼ぶ。
ボロニアソーセージ
昔は牛の腸に挽肉を詰めたものボロニアソーセージと呼んでいた。
今では、太さが36mm以上のソーセージをボロニアソーセージと呼ぶ。
チョリソー
チョリソーの本場であるスペインのチョリソーは、辛みが少ないそうです。
ドライソーセージ
代表的なものは「サラミ」や「カルパス」など。水分量が35%以下だと「サラミ」と呼ばれ、水分量が55%以下のものは「カルパス」と呼ばれる。
魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージは日本オリジナルのソーセージ。
スケトウダラなどの冷凍すり身50~60%に、豚脂、調味料と香辛料を混ぜ、練り合わせたものが魚肉ソーセージ。歴史は意外と古く、大正時代から魚肉ソーセージが存在している。
ではでは:)