創業から40年を超えてもなお飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長を続けるAppleですが、その昔、アップルには「ドクロの海賊旗」が掲げられている時期がありました。
最新のテクノロジーの会社になぜ「ドクロの海賊旗」なのでしょう??

1981年にMacintoshプロジェクトに乗り出したスティーブ・ジョブズは、メンバーを鼓舞するために、Macintoshプロジェクトが行われていたテキサコ・タワーの屋上にドクロの海賊旗を掲げたのだそうです。
当時、スティーブ・ジョブズは「本当の芸術家船」「海軍に入るより、海賊であれ」「1986年までにMacは本の中に(ノート型PCの意)」という3つの格言によってMacintoshチームを奮い立たせました。
そして、Macintoshチームに集ったメンバーの1人だったスティーブ・キャップス、およびスーザン・ケアの手によって、真っ黒の旗にAppleの虹色ロゴ入りのドクロをかたどったシリコンバレーの海賊旗が製作され、象徴としてテキサコ・タワーの屋上に掲げられました。

この「ドクロの海賊旗」のもと、チームのメンバーたちは週80時間労働という過酷な開発スケジュールを乗り切ることができたそうです。